まずは下拵えから ナローの911はフロントコンビランプが埋め込みなので ここをキッチリしておかないと後々の仕上がりに響いてきます。 ボデー・クリヤパーツ両方を整形して隙間が出来ないよう仕上げておきます。 バンパーも後付けにするとガタガタになり易いのでここで固定 ノリシロが少ないのでプラ板で接着面を拡大してあります。 バンパーの開口部も開けときました。 下拵え後の全体はこんな感じ スジボリはスジボリ堂のBMCタガネ0.15oで仕上げました。 これ使いやすくてイイですねぇ〜 下地には定番のガイアEXホワイトを塗ってます。 本塗装はホワイトの指示ですが、昔のドイツ車って事で勝手なイメージで灰色掛かったクレオスグランプリホワイトで塗装。 この段階では「チョット暗いかなぁ」と感じました。 デカール貼付けです。 まずはクリヤーを塗って、デカールの密着性の向上を図ります。 デカールの余白は極力残さないように切り出します。 少々古いデカールだったので、ぬるま湯につけてみましたが、こんな感じに。 直ぐ千切れそうな感じで不安倍増・・・・・・ 台紙から軽く動くようになるまでタップリ置いておきます。 で、貼り付けの図 クレオスマークセッターをタップリつけて位置合わせしていきます。 途中で貼り付かないよう、水分を補給しながら丁寧に進めます。 貼り付け後の図 ボデーサイド帯状のデカールは若干長さが寸足らずでした。 まぁ良くあることなのでタッチアップで誤魔化します。 とは言えデカールと同じ色があるわけでないので、 クレオスインディブルーとスカイブルーを混ぜ混ぜしながら近似色を作ってタッチアップしました。 1昼夜乾かしてクリヤーを噴きます。 クリヤーも定番のガイアEXクリヤー デカールの上は塗装の際に、Wアクションブラシの特徴を利用して、 「塗料を少し出したら、エアだけ出す」を繰り返して、デカールを溶かすことなく積層させていきます。 厚みを稼いだら乾きの早いガイアの特徴を最大限生かして半日後には中研ぎを敢行。 もう一度濃い目のクリヤーを全体に噴いてPCの上で乾燥させます。 2000番で全体を研いだ後。 本来なら、オーバーコートするところですが、時間が無かった為、この後コンパウンドで仕上げました。 周辺のアクセサリーです。 このクルマ、サファリ仕様と言うこともあってルーフラックが装備されています。 最初はキットのをそのまま使おうとしてたんですが、 パーティングラインを消していたらあえなくパッキリと折れてしまいました。(泣) 仕方が無いので、パイプ部は黄銅線で製作します。 ラックを載せるステー部は2本ありますが、同じ部番「B5」なのに、この長さの違い。 車体に合わせると、長いほうが車両前側になるようです。 黄銅線の接着は瞬着で・・・・・ ホントははんだ付けしたいのですが、イマイチ設備が整ってないので 今後の課題ですね 載っけてみるとこんな塩梅 うーんカッコイイ! ホイールの塗装です。 この911、 リムとディッシュ凸面はシルバー ディッシュ凹面はブラックと言う非常に塗りにくい設定 一瞬凹面をエナメル筆塗りでやっつけようと思いましたがうまく行く気がしない・・・・ 愚直ですがマスキングしてエアブラシで仕上げることに。 取り付けボルト近傍はポンチで切ったφ2のマスキングテープを貼り付け その他は細切りマスキングテープをパッチワーク状に貼り付けて準備完了! スペアタイヤを含め5本もやってると途中で「人生ってなんなんだろう?」って余計なことも考え始めてしまいますが、それを振り切って頑張ります。 シルバーを噴いてワクワクしながらマスキングテープを剥がすとこんな塩梅♪ 人生地道に頑張れば報われる!(事もある。苦笑)と言うことで。 この後、クリヤーを噴いて表面を整えます。 ワイパーは定番のプラ板加工で。 そろそろモデラーズのエッチングワイパーも手に入りにくくなっているので苦も無く出来るように精進しないと・・・・・ ラリー車の特徴であるスポットランプや サファリ特有のアニマルガード・ウイングライトを取り付けて完成! スポーツカーなのにこのゴチャゴチャ感! たまらなくかっこいいですね〜 エンジンフードも開状態で自立するよう加工してみました。 時間が無くて写真とって無いので加工方法は割愛させてください。 いやぁ〜911はカッコイイですねぇ〜 いつか実車を手に入れてジムカーナに投入してみたい。 |
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